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意外とドラマはないFTMの生活

今までなんとなーく埋もれて生きてきたFTMが楽に生きてる奴もいるよって話をします。因みに、下衆な人間です。

生い立ち②

こんにちは、前回は小学校の頃までを書きましたが、本当は細かいエピソードがたくさんありすぎてもっと長かったんです。

断腸の思いで切りました。

それでは続きです。

 

中学校

①制服事件

順調に成長して中学です。

はい、セーラー服です。

もちろん周りからのリアクションも予想できます。

入学式、みんなが「あいつセーラー着てくるんだよなww」と期待。

こちらも期待に応えスカートをめくり体操着をみせます。

「まさかとは思ったけど本当にきて着たーw」と言われ、「スースーするー」と呑気にしゃべってましたねー。

気分的には、文化祭とかで女装して舞台で踊るお調子者いますよね。あんな感じ。

自分のことより場の盛り上がりです。

とりあえず母上に頭をはたかれ「中学からは女の子らしくしなさい」とお叱りを受けました。

 

正直これを着て3年間というのも、やっぱ女か、という感情もあり、複雑な心境でしたが、どうにかしたらどうにかなるんじゃないだろうか?というよくわからない期待と根拠のない自信がありました。

 

そして、イヤイヤ言ったからといってどうにかなるわけでもないという諦めもありました。

 

②月に一回事件

体の異変はありました。

いわゆるみなさんが死にたくなる生理です。

 

私の場合、痔だと思っており、しばらく誰にもバレずに過ごしました。

というのも、必要な時には必要なものがあるもので、母のナプキンが吸収力に優れていることを見つけ、取り付けることに成功したからです。

 

ええ、何も考えずに使ってたら正しい使い方をしておりました。

 

これが女のやることだとかいう固定観念がなかったからよかったのかもしれません。

私にはノーダメージでした。

 

血が止まらない、なんだか怒られそうだからパンツにはつけられない!

そうだ、あれを使おう!となりました。

(ちなみにパンツはキャラクターものの母が買ってきたパンツです。)

 

そこで、母から改めて性教育を受けたのですが、そうか、そういう器官があるから出るのか、でも気持ち悪いなぁ。。。

 

え?ってことは子供産む方?!

 

遅咲きのパニックです。

 

意識し始めると、世の中の見え方が変わりますね。

制服

兄についているのに自分についていないモノ

胸にブラを義務付けられ

小学校まで昼休みにサッカーしてた仲間が、誘ってくれなくなり

どんどん思わぬ方向へ成長し始める体

そして成長した体には水着が辛い

見ないでーとなります。

 

総合して、私が思うのは、私自身の体が違うとかいう違和感もありますが、周りから「女」として認識されていく違和感がとても強かったです。

 

自分の認識と周りの認識のズレに気づいたのです。

 

自分だけなら、まぁ世の中いろんな人がいるから、こーゆータイプの男もいるよねーで済みます。私の場合はですが。

 

今までもやもやーっと、気づいたり、でも違うよね〜を繰り返してきましたが、もはや逃げ道が無くなってきたわけです。

 

辛くはありません。

どうにかしてやろうと思ってました(笑)

 

高校

とりあえず自分が行けるレベルの中学と変わらない距離で商業へ行きました。

まさかの女祭りです。

クラスに男子は7人他33人は女子です。

 

クラスでは変なふざけたキャラが確立してしまい、そこまであからさまに女だ男だと面倒なことに巻き込まれないようにしておりました。

 

気の合うタバコ仲間の男の先輩(公園で吸ってたら見つかった)と「青いベンチ」でもくもくして、「お前はどこが女だよw」「神様が間違えたか、母親のお腹にちんこおとしてきたのかもですねww」「ありえるわーww」という話をしてました。

※未成年でしたごめんなさい。

 

ちなみに見た目はゴツめの女子です。

この辺で、髪を短くしたり、制服を拒否して男らしくする人も見かけましたが、見た目がいちいち「おなべっぽい」でしょ?

 

あれはあれで嫌だったんですよ。

郷に入れば郷に従えというやつです。

目立ちたくなかったので。

あと、すね毛とかもちぇるちぇるなんで剃らないと大変なことになります故、ジョリジョリしてました。

 

FTM」という言葉に出会ったのは高校生。

女の友人が、「あたしの彼氏ftmなんだよね」と言ってきたことでした。

よくわかりません。

なにそれおいしーの?です。

 

そこで調べてみることにしたのです。

 

「これかぁ」

が私の感想。

 

ただ、劇的なことはないというか、むしろ、性同一性障害というものがあって、法律も改正されるほどのもので、日本は生きづらいという事を知ったという意味で衝撃でした。

 

何とかなるという根拠のない自信は守られましたが、自分ではもっと簡単なものだと考えていたためそんなに金かかるのか!とか、手続きめんどくさ!という感じ。

 

いやー面倒。

 

③進路

またこれが大変。

泣きました。

何がやりたいなんてないわ!と。

「金を稼ぎたい」しかない夢のない奴でしたので。

商業なので就職の求人票はたくさんきてましたが、初任給9万とか(笑)

実家ありきですよ。

 

人一倍独立心の強い私は、ちぇるちぇるランドを出る決心をしたのでした。

 

仕事編はまた次からにします。